とある科学の超電磁砲1期2話 感想・小ネタ
こんにちは。ベジタリアン様です。
第2話「炎天下の作業には水分補給が必須ですのよ」
前回ー>「とある科学の超電磁砲1期1話 感想・小ネタ」
◇あらすじ・ちょっと感想
黒子がお姉さまとの赤い糸を(一方的に)再確認したお話(ざっくり)
お姉さまこと御坂美琴と白井黒子が、学校の寮内で使ってはいけないにも関わらず超能力を使用したケンカをしてしまい、寮監にこっぴどく絞られた挙句にバツとしてプール掃除を押し付けられてしまいます。
(下図、ヘビに睨まれたカエルの図)
ケンカの原因は『黒子とお姉さまの大事な記念日』。
黒子が美琴のお部屋に無理やり突撃してルームメイトとなった日からちょうど1か月の記念日という日を心待ちにしていた黒子だったのですが、それを知らずに美琴は町で偶然会った初春と佐天を部屋に招いちゃうんですね。
拗ねる黒子を差し置き盛り上がる3人を見て、
「黒子、ひょっとして、いらない子……?」
プール掃除では黒子の同級生で新キャラ・湾内さんの能力が活躍し、感激する美琴を見て、自分がお姉さまの役に全く立てていないと、だからこそ自分との記念日にも関心を持ってくれないんだと、これではお姉さまのお傍にいる資格はありませんのぉ~! と泣き出してしまいます。
黒子はあれですね、すごいめんどくさい(笑)
記念日とか大量に作りまくっちゃう女の子ですね。
でもちょっとした不安の積み重ねで、最終的に泣いちゃうところは年相応でとても可愛らしい。めんど可愛いって新ジャンル(?)。
一方で美琴はどちらかというと男目線なのかな、乙女心の機微には少し疎いご様子。
でも美琴の良いところは、元々黒子が何を求めているのか察していたのか、あるいは自分から1か月記念日だしって思い立ったのかは分かりませんが、ちゃんとプレゼントを用意していること。
男勝りでサバサバなイケメンの一面と、しっかり周りへ細やかな気配りのできる女の子の一面を持ったハイブリッド美少女ですね!! これは心も痺れちゃう⚡⚡
まあ結局そんなイイハナシで終わることはなく、黒子が美琴に盛ってやろうと密かに用意していた媚薬入りドリンクを自分で飲んじゃって、美琴に無理やり迫ってビリビリされるっていう伝統芸でオチはつくんですが。
黒子のちょっとワガママでコロコロと変わる表情が可愛かったのと、美琴が先輩してるなぁ~っていうのが印象的な1話でした。
◇小ネタ
今日は1つだけ。
・黒子、お前どうやってスク水盗んできたの?
黒子「お姉さまの水着なら、ホラこちらに」
美琴「鍵付きのロッカーに入れておいたハズだけどねぇッ!!」
黒子「私の能力をお忘れで? 黒子にかかれば……」
黒子の能力『空間移動(テレポート)』は『自身の身体、あるいは自分が触れたものを転移させる』能力、だったよね?
お前鍵付きのロッカーの中のスク水にどうやって触れたのよ? って話です。
これに関して、まずは解釈が2通りに分かれるセリフがあると思います。
それは「私の能力をお忘れで?」というセリフ。
①能力(空間移動)を使用した。
②能力(空間移動以外)を使用した。
……つまり②はアレだ、ピッキングだ。
おいおい、そりゃあダメだよ。アウトだよ!
って、もし②が本当だったらそうなるけど、「お忘れで?」って言うからには美琴も知っている周知の能力を使った、って解釈の方が自然ですよね。
というわけで、美琴も知ってる黒子の能力を使った方向でその方法を煮詰めていきましょう。
一体どうやって鍵付きロッカー内のスク水に触れたのか。
きっと指を入れる隙間なんてないし。
できっこないじゃん! ってお思いかもしれませんが、
ありますよ。
方法。
条件が揃えば3つも!!
1つ1つ紹介しましょう。
ますは1つ目。
①スク水に細い糸を付けて、糸だけロッカーの外へ出るように細工する。
「何言ってんだコイツ」と思われるかもしれませんが、ちょっと聞いて欲しい。
黒子の触れたものを移動させる能力は、移動させたい対象物を直接触っていなくても問題ないと思うんです。
例えば黒子が人を移動させるとき、服の上から人を触っていたとしても服だけ移動するなんてことはありませんでしたよね? だったら糸が繋がっているスク水は、糸をテレポートさせればくっついて移動するんじゃないかと思ったわけですよ!!
実行手順としては以下の通り。
1.美琴が水着をロッカーにしまう瞬間を狙って、水着、あるいは水着の入った袋に対してブスリと刺さるように糸を移動させます。
2.刺さります(ブスリ)
3.自分の手元まで糸を移動させると、なんとその延長線上に水着が!!
4.や、やったぁっ!!(ハァハァ)
器物破損ですけどね。
意図的に他人の持ち物に穴開けるのは。
まぁでもこの①の方法を採用はしないでしょうね。だって何かロッカーから糸出てたら気付きそうですし。あとさっきの『繋がってればその延長線上の物体も一緒に移動する』理論は正直微妙です。
空間移動の能力には11次元座標が関係するとか何とか黒子は言ってましたから、糸からじゃロッカー内に隠蔽される水着の座標とか把握できそうにありませんしね。
そのため、①は無理そう(ならば何故言った)
②変態的欲望の高まりによって、能力値の限界を超えた。
『限界を超える』ってかっこいいですよね。
でも人間って実は自分で意識的に発動することができないだけで、限界を超えること自体は可能だと言われていますよね。
『火事場の馬鹿力』とかなんとか。
だから黒子も「お姉さまの水着お姉さまの水着お姉さまの水着ぃいいいいっ!!!」って念じながら頑張ったらLevel 5級の力が発動したとか。
量子力学の世界に入ってきますが、隔離された物体(中身は水着だと分かっている状態)を別の場所に転移させることは科学的には可能だそうです。
量子テレポーテーションとか言うんだとか。原子レベルでのテレポーテーションは現在の科学技術でも実現できてるっぽいです。
量子もつれとか量子状態とかよく分からん概念がいっぱい出てくるけど、興味がある人は調べて教えてください(よく分かってない)
まぁ…………この線も無いな(ならば何故言った)
③お姉さまの鍵のかけ忘れ
そういうことですな(決定)
それ以外できそうにないもん。
え? それじゃあ①能力(空間移動)は使用してないじゃないか、って?
そうだよ(怒)
案を付け足すとしたら、③能力(お姉さまストーキング)を使用して、鍵のかけ忘れタイミングを逃さなかった、というところでしょうか。
うーむ、変態の鏡ですね。黒子さん。
謎も解けた(?)ところで、今日の小ネタはここまで。
次回は第3話「ねらわれた常盤台」
ここまで読んでいただきありがとうございました!!